コラーゲン
■特徴
肌の老化を防いでハリを保つ美容効果が注目を浴びているコラーゲンは、
肌だけではなく、骨、関節、歯、血管等のあらゆる結合組織に含まれるタンパク質の一種です。
細胞や組織同士をつなぎ合わせる接着剤的な働きをしており、
その量は体内のタンパク質の3分の1を占めています。
コラーゲンは食事で摂取されるタンパク質が体内で分解、合成して作られますが、
25歳をピークにその作用が劣化したり、老化による新陳代謝の低下に伴って不足がちになることがわかっています。
これにより、肌のみずみずしさが失われたり、関節等の軟骨が分離して痛みが生じたりします。
従来はタンパク質の摂取がコラーゲンの増加や作用促進につながると考えられてきましたが、
研究によってコラーゲンを分解したものを摂取した方が、体内でのコラーゲン合成を促進することがわかってきました。
欧米では、以前から関節やリウマチ患者の治療にコラーゲンが利用され、
関節の動きの改善と痛みの軽減が報告されています。
また、閉経後のホルモン分泌成分の関係で骨のカルシウムが溶け出してしまう骨粗しょう症にも、コラーゲンを摂取することで骨につなぎ止め、病状の予防・改善につながるといわれています。
コラーゲンの摂取にあたっては、吸収を高めるビタミンCや鉄分のサプリメントと組み合わせて服用しますと、
より高い効果が期待できます。
■種類
粒、錠剤、液状、ドリンク、粉末飲料等があります。
コラーゲンの原料としてコラーゲンペプチドとアミノ酸がありますが、
コラーゲンペプチドのほうが体内での合成を促進するとの報告があります。
コエンザイムQ10
コエンザイムQ10は、体内でエネルギーを作り出すのになくてはならない重要な物質であり、
また、細胞を活性酸素による酸化から守ってくれます。
このコエンザイムQ10は、本来、体内で生成されるのですが、
20歳代をピークにその生産力は衰え、40歳代になると20歳代の半分程度にまで激減してしまう。
普段の食事からコエンザイムQ10を摂るのも可能ですが、ほんのわずかです。
肉類、青魚、ほうれん草、ブロッコリー、ナッツ類、乳製品にごくわずか含まれています。
コラーゲンを満たすには、クリック→コラーゲン
コエンザイムQ10を補うには、クリック→生活習慣病予防法
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