■特徴
インドやスリランカに自生するオトギリソウ科の果樹です。 果物の女王と称されるマンゴスチンと同じ仲間で、オレンジほどの大きさの実があります。 その果皮に含まれるハイドロキシクエン酸(HCA)という有機酸が肥満予防に効果があるとして、ダイエット食品やサプリメントに多く登場しています。 HCAは体内で糖質が脂肪に変わる経絡を阻害する作用があるといわれます。 糖質は砂糖や甘いものだけではなく、 ご飯をはじめ炭水化物にも含まれます。 この糖質は体内でブドウ糖に分解され、エネルギーを生産する原料となります。 エネルギー消費量より余分に摂った糖質はグリコーゲンに変換され、蓄えられ、エネルギーが必要になった時に血中に放出されますが、それでも余った場合は脂肪に変換されて蓄えられてしまいます。 その脂肪への変換をHCAが阻止してくれるのです。 肥満という脂肪の取りすぎだけが、問題視されがちですが、炭水化物の摂取量が多い日本人の肥満予防策として、HCAはかなり有効とされています。 1993年に発表されたアメリカの臨床実験によれば、ガルニシアエキスと偽薬を用意し、わからないように与えて、効果をみる二重盲試験で、ガルニシアエキスを服用した人は平均で5s、偽薬は2sの減少がみられた言います。 HCAが糖質の脂肪合成を阻止することで、グリコーゲンを蓄えている肝臓のエネルギーモニターが満腹中枢を刺激する為、食欲を抑えられるという効果も明らかになっています。
■種類 錠剤や粒。ガルニシアエキスやHCA配合と表記されているものも多い。 「ガルニシアクロムダイエット」はガルニシアとクロムを中心に、カフェイン、唐辛子、ギムネマを配合しています。
■飲み方
食前に500rを摂取します。 「ガルニシアクロムダイエット」は1日に12gが目安です。
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