イチョウ葉エキスは、アルツハイマー病や多発性梗塞性痴呆などの老人性痴呆症に有効性が認められている注目のハーブです。
その名の通り、乾燥したイチョウ葉をエタノール液に漬けて抽出した成分で、以前から動脈硬化の改善や血行促進作用
、脳機能障害、感覚神経障害、末梢性動脈血行障害等の治療に効果が認められてい。
ドイツとフランスではイチョウ葉エキスが医薬品として認められおり、その薬は世界75カ国で販売されています。
このイチョウ葉エキスが世界的な注目を浴びるようになったのは、1997年にニューヨーク医学研究所が発表した
老人性痴呆症に対する試験結果による。
二重盲検試験という厳密な評価手法で、集中力や日常生活機能の改善が認められたのだ。
この効果は、イチョウ特有の化合物でイチョウ葉エキスの主要成分の1つであるテルベノイド有機酸の相乗作用により、
細胞や血管にダメージを与える活性酸素が除去される為であると考えられます。
他にも血小板活性化因子の拮抗作用、虚決脳代謝改善作用が最近の研究で明らかになりました。
すなわち、集中力や記憶力改善サプリメントとして、急成長を遂げている。
血管拡張作用等血流も良くなるので、肩こりや冷え性にも有効とされます。
副作用は少ないですが、イチョウの葉にはアレルギーの誘引物質も含まれていて、医薬品以外ではこの除去も含めて品質にバラツキガあります。
信頼の出来るメーカーの商品を選びたいものですね。
■種類
粒、カプセル、液状のものがある。「フラボノイド24%以上、テルベノイドが6%以上を含む」と表記されたものを目安に選ぶと良い。
■飲み方
1日160〜240rの摂取を2〜3ヶ月以上続けることが基本になります。
ウコン
「酒量が多い」
「コレステロール値が高い」
「二日酔い」
「タバコを良く吸う」
「胃腸の調子が悪い」
「ガンの予防」
■特徴
ウコンはインドを主産地とするショウガ科の多年草で、日本では沖縄を中心に栽培されています。
その種類の1つ、秋ウコンはカレー等に使われるターメリックのことです。
沖縄では昔からウコンが肝臓に効いて、二日酔いを防ぐことが知られており、春ウコンが原料の「うっちゃん茶」
が愛飲されてきました。
このウコンの効用が科学的に実証されるとともに、抗酸化成分による細菌や制ガン等幅広い作用が明らかになり、
世界的に注目されています。
ウコンの抗酸化成分はクルクミンという黄色色素で、主な働きとして肝臓機能を改善し、胆汁の分泌を活発にします。
胆汁の分泌はコレステロールの消費につながり、結果として、動脈硬化を予防します。
また、クルクミンは、遺伝子を守り、発ガンを抑制する作用も明らかになっています。
タバコに含まれる発ガン物質の作用を50%も抑制するという報告もされています。
ウコンの精油成分も多彩な作用が明らかになっています。
代表的なものとして胆汁の分泌活発にするとともに、コレステロール溶解作用によって、胆道結石、高脂血症、高血圧、
動脈硬化の予防や改善に役立つ成分や、健胃作用や殺菌・抗菌作用にも優れ、胃潰瘍の原因といわれるピロリ菌を除去する成分、抗ガン効果が認められている成分等があげられる。
ウコンは日本では精油成分とミネラルが豊富な春ウコン、クルクミンが多い秋ウコン、ピロリ菌除去や健胃作用のが強い柴ウコンの3種類が栽培されています。
この3つをブレンドして摂取しますと、相乗効果で健康維持に更に役立ちます。
■種類
粉末、タブレット、錠剤等があります。
「琉球春ウコン粒」は春ウコン、秋ウコン、柴ウコンから抽出のクルクミンと精油を配合したオールマイティーなサプリメントです。
■飲み方
琉球春ウコン粒なら1日10〜12粒を2回に分けて。「うっちゃん茶」は成分の吸収が早いので、お酒を飲む前の飲用も良いですよ。
エキナセセア
「風邪をひきやすい」
「尿路感染症の予防」
「インフルエンザの予防」
「アレルギー症」
「扁桃腺がはれやすい」
「ストレスが多い」
現代人は無数のストレスにさらされています。ストレスは知らない間に自己免疫力を低下させます。
風邪やインフルエンザにかかりやすい人が増えているのはその為です。
それだけではありません。
深刻な慢性疾患を引き起こす原因にもなります。
その免疫力に効果があるメディカル・ハーブとして、アメリカやヨーロッパで高い人気を誇っているのがエキナセアです。
アメリカとカナダの中南部を産地とするキク科の植物で草原に住むインディアンは昔からエキナセアを病気の予防や治療に活用してきました。
日本ではまだ一般的ではありませんが、ドイツではエキナセアを医薬品として認め、風邪や扁桃腺、多発性関節炎、アレルギー、泌尿生殖器や産婦人科系の感染症治療に使われています。
1994年にミュンヘン大学が行った調査結果によれば、エキナセアの免疫機能強化作用は骨髄と
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