■ヒアルロン酸とは？

ヒアルロン酸は、コンドロイチン硫酸と並んで、

ムコ多糖類を代表する成分です。

ムコ多糖類は、細胞と細胞をつなげ、体の各機能の働きを

円滑にする潤滑油のようなものです。

また、タンパク質と結合して細胞の隙間を埋めあわせます。

つまり、お肌の保湿・潤滑性・柔軟性の保持に役立っています。

ヒアルロン酸は、人の体ではその５０％が皮膚に存在します。

保水力が強く、ヒアルロン酸１gで水６リットルを蓄える力があるとされています。


ムコ多糖類が減少すると体の節々が痛んだり、

肌のハリがなくなったりと老化現象が進みます。





ヒアルロン酸は、健康食品として注目を集めるようになりました。

そのきっかけになったのは、

食用ヒアルロン酸を２４〜６８歳の女性３２人に投与した結果、

２７人に顔や手足の肌荒れの改善がみられ、潤いやハリが出ました。

機械で測定した保湿試験でも水分保持機能の上昇が認められ、

生理痛がなくなったり、腰痛や肩こり、関節痛も改善したといいます。

他にも目が良くなったり、糖尿病に効果があるといいます。

ヒアロルン酸の補給は服用したものがそのまま細胞組織になるのではなく、

消化吸収され、体内での代謝で再合成されます。

その為に、吸収されやすいように低分子加工されたサプリメントで摂取するのが効率的で、

少量でも毎日摂る事が大切と言われています。