■特徴
欧米では　「海のミルク｣と呼ばれるほど、栄養価が高いです。
カキのサプリメントは、その剥き身から抽出したエキスを加工したものです。
良質のタンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富に、しかも、バランスよく含まれています。　そのうえ、グリコーゲン、タウリン、亜鉛の含有量が非常に多いのが特徴です。
グリコーゲンは動物デンプンとも呼ばれる多糖類の１つで、筋肉を動かすエネルギー源として筋肉や肝臓等に貯えられます。肝臓の働きを活発にして、ホルモンを正常に機能させ、疲れた体に力を与えるという働きをします。
タウリンはアミノ酸の一種で、栄養ドリンク剤でもおなじみの疲労回復作用のある成分です。
肝臓の代謝機能の改善、血圧のコントロール、血栓の予防、発ガン抑制等の働きがあります。
亜鉛はインスリンの分泌を促進したり、ホルモンの代謝を正常に保つ等、体をスムースに機能させる為に欠かせないミネラルです。生殖器や脳機能活性化にも重要な役割を担っています。
こうした栄養成分が相乗的に作用し、滋養強壮や肝機能の強化をはじめ、総合的に健康をサポートするサプリメントとして人気を集めています。
ちなみに漢方薬では、カキの貝殻を原料にした牡蛎（ぼれい）という生薬が精神安定薬に処方されています。

■種類
乾燥粉末、錠剤、カプセル、ドリンクが市販されています。
成分の含有量として、タウリンは１％以上、グリコーゲンは８％以上、亜鉛は６０ｐｐｍ以上が規格に定められています。

■飲み方
抽出エキスの粉末なら１日６を目安に摂取すればよいです。