■特徴
レモンバームはしそ科の多年草で、地中海東海岸が原産地です。 常緑の葉はレモンに似た甘く爽やかな香りを保ち、ミツバチが集まりやすいことから、ヨーロッパでは紀元前の頃から養蜂用に栽培さています。 レモンバームは、ミツバチの葉という意味のメリッサ、あるいはコウスイハッカ、西洋ヤマハッカ等の別名でも呼ばれ、芳香のある葉は古くからハーブティーやリキュール、料理等に利用されてきました。 また、葉や茎から熱水抽出したエッセンシャルオイルは、緊張感を和らげる鎮静作用やリラックス作用があり、アロマテラピーの利用も馴染みになっています。 大きな特徴として、アレルギー症状を緩和します。 アレルギー反応が起こりますと、炎症を引き起こそうとする酵素を阻害する働きがあります。 玉川大学農学部の研究では、数あるハーブの中でもこのレモンバームが抗アレルギー作用で群を抜いていることが報告されました。 その抑制物質はロズマリン酸という抗酸化のポリフェノール化合物で、ストレスが溜まると増加する活性酸素を除去する能力に優れ、また、肌の保護能力も高いです。 炎症を阻止するとともに血小板の」凝縮を押さえる認められれている為、血流がスムースになることで、筋肉の凝りも和らぐことが期待されます。 他にも、レモンバームには解熱作用、消化促進作用等の薬効が知られています。 なるべく薬を飲まない人や、怠けさや眠気を心配する人にはサプリメントを利用したほうが良いです。
■種類 粉末、ハーブ飲料等
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