■特徴
最近ではスーパーでもずいぶん見られるようになりました。 もとは、インドやエジプト中心に古くから食べられてきました。 エジプトでは重病の王様がモロヘイヤのスープを飲んで回復したことから「王家の野菜」とされ、 栄養の宝庫として料理に広く利用されました。
事実、モロヘイヤのビタミン、ミネラルの含有量はけたはずれで、100g当たりのビタミンA効力はほうれん草の3倍、
パセリ、ニンジンの1.4倍、ビタミンB1はほうれん草の5倍、B2はほうれん草の10倍にものぼります。 ビタミンEもゴマの3倍以上含まれており、強い抗酸化作用でガン予防の効果が期待できる他、血糖値も下げます。 ミネラル類も豊富で、カルシウムはほうれん草の5倍、 他、カリウム、鉄、リンはニンジンの2〜3倍も含んでいます。 更に、食物繊維の含有量も食用野菜のトップクラスです。 血圧を正常に保ち、便通を整えて腸内環境も整え、コレステロール値を低下させる働きがあります。 モロヘイヤの葉を刻んだ時に出るぬるぬるとした粘液は、多糖類のムチンやマンナンで、糖の吸収を遅らせて血糖値の上昇を抑制したり、中性脂肪やコレステロール値の低下に貢献します。 また、細胞の免疫力や保水力を高める作用もあり、アトピー性皮膚炎や花粉症の予防にも効果があるとされます。
■種類 粉末
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