五十肩って、つらいですよね。
きつい人は、痛さのあまり、寝れない位ですから・・・
しかし、もしも、腕を上にあげたり、後ろに回すことが簡単に出来るようになれば、
どんなに日常生活を送るのが楽でしょうか?
■五十肩とは?
肩関節内の潤滑液の役割をしている「滑液」は骨と腱の間などにたっぷりあります。
これが十分にあると弾力がでて、なめらかな関節の動きになります。
しかし、肩関節内で炎症がおきてしまうと、滑液の水分が失われてきて、
ネバネバの接着剤のようになってしまうのです。
腱や骨などに張り付いたりすることで動きが悪くなってしまうのです。
この状態になってしまうと、肩をある方向に動かすと、激痛が走ったりします。
人によっては、
1)腕を上にあげる時に、激痛が走ったり、
2)腕を後ろに回す時に、激痛が走ったり、
3)腕は上がるけれども、おろす時や、動かす角度によって、激痛が走ることがあります。
簡単に考えますと、この「癒着」している部分を剥がしてあげることによって、
動かしやすくすることが出来ます。
また、五十肩になっている人の多くは、
肩関節や肩甲骨周辺の筋肉が硬直し、変位しています。
更に、胸椎も歪みがきつくなっているはずです。
この部分を緩めながら、可動性をつける矯正を行っていくだけでも、
肩や腕の動く範囲が広くなります。
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