しかし、もしも、普段から腰痛が少なくなったら、日常生活を送る時、どんなに体が楽でしょうか?
腰痛を減らすには、まず、あなた様の腰痛原因を把握することからはじめます。
■あなた様の腰痛の本当の原因を探る!
1)姿見の前に立って、正面向きで、ヒップの位置をチェックしてみましょう!
左右ヒップの位置は水平ですか?
それとも、左右どちらか上に傾いていませんか?
2)姿見の前に立って、横向きで骨盤から腰椎にかけて、どのような角度になっていますか?
骨盤から腰椎にかけての角度(傾斜)がきつい
例えば、お腹がポッコリ出ている体型ですと、その重みを支える為に、
腰椎が反ってきます。
骨盤から腰椎にかけての角度(傾斜)が少なくなっている
例えば、胡坐をよく組む人や腰を丸めて座わる人、中腰で仕事をする人に多く見かけます。
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骨盤の傾斜
どちらかの骨盤が上に上がり、片方の腰の筋肉が異様に張っている。
骨盤の上の付け根のどちらかが痛くなる場合もあります。
片方の脚に重心がかかった姿勢、横座り、
片方の脚の怪我をかばって歩く習慣・・・が主な原因。 |
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腰椎前湾異常
骨盤から腰椎にかけての角度(傾斜)がきついと、
腰椎の椎間が狭くなります。
それによって、神経が圧迫されやすくなります。
このタイプの人は、腰を後ろに反らすと、痛みを感じることが多い。
腰を後ろに反らさないようにしてください。 |
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腰椎後湾
骨盤から腰椎までが丸くなったような姿勢。
中腰姿勢や胡坐を長く組む人に多い姿勢。
それによって、その周辺の筋肉が硬直していることが多い。
このタイプの人は、腰を前にかがめると、痛みを感じることが多い。
重いに荷物を持つ時は、出来るだけ背筋を伸ばしたままの方が
負担が少ないですよ。 |
つまり、姿勢バランスによって、体のどこに負荷がかかってくるのか決まってくるのです。
■あなた様の腰痛を少なくするには?
じゃあ、どうすれば、あなた様の腰痛を少なくすることが出来るのでしょうか?
骨盤の傾斜 |
どちらかの臀部の筋肉が異様に張っていることが多いので、
その部分を緩めながら、骨盤の歪みを正していきます。
目安としましては、左右の脚の長さが同じに近づけば、
骨盤の傾斜も少なくなります。
普段から骨盤の傾斜(左右の脚の長さ)を均等に近づける
ストレッチやエクササイズを行っておくと、歪み癖が少なくなります。
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腰椎前湾異常 |
腰椎の傾斜がきつい場合、
お腹が前に出ている、
バストとお腹が出ている、
腹筋群が弱い等が考えられます。
骨盤の位置を正した状態で、腹筋群を強化したり、
専用のストレッチ、内臓脂肪を減らすことも大切です。
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腰椎後湾 |
中腰姿勢や胡坐を長く組む人に多い姿勢。
骨盤を支える筋肉やお尻の筋肉が緩んでいる、
腸腰筋が弱い等が考えられます。
歪みがきつい場合は、ある程度、矯正を行い、
脊椎の可動性をつけると、変わります。
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